不妊の定義は2年から1年になっています

世界的には1年以上が不妊と定義…

Modest Life管理人のひなたです。

日本産婦人科学会が平成27年(2015年)の8月に発表した資料で、日本における不妊の定義を従来の『2年』から『1年』に変更するということを発表していました。

つまり、今まで2年で不妊と言われたのが、1年で不妊だと言われるわけです。

世界的な流れだから仕方がないかもしれませんが、私はちょっと苦笑しました。

だって、私たちには10年間子供が出来ませんでしたから、、、。

なんて言われるんでしょうね。

超不妊?そんなバカな。

なんで不妊の定義が1年になったのか、調べてみました

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 第一は不妊治療の早期開始

一番にはこれがくるのでしょう。

不妊治療を早く開始するために、早く不妊症と診断する

ということ。

やはり、妊娠するためには少しでも早く治療を開始することが必要であることはとても大事なことです。

例えば、結婚3年目のご夫婦がテレビや雑誌で『1年で不妊!!』と書かれているのを見かけたら、『もう結婚3年も経っているのに、まだ子供が出来ない。検査に行ってみようか』となるでしょう。

しかし、『2年で不妊!!』と書かれていたら『まだ3年だから、もう一年くらいは夫婦だけで頑張ってみようか』になるかもしれません。

2年目で不妊の検査に行くのか、4年目で検査に行くのかは全然違いますよね。

少しでも早く、検査を受けるきっかけになるのであれば良いのかもしれません。

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~Modest Life~

第二は治療開始の高年齢化

こちらも第一の早い治療開始にかかるのですが、最近の晩婚化、または初産婦の高年齢化も理由の一つになると思います。

平成25年版厚生労働白書で確認してみると、1980(昭和55)年と2012(平成24)年の32年間に、平均初婚年齢が夫は3歳、妻は4歳上昇しています。

そして、初産婦も同様に比較すると32年間で3.9歳上昇しています。

これ、ちょっと考えてみてください。

結婚が3~4歳遅れて、そのうえ妊娠も4歳近く遅れているということです。

結局1980年に比べると子供を持つまでの期間が7~8年遅れていることに。

そう考えると、確かに不妊治療を始めるまでをゆっくりではなく、少しでも気にして早くしてもらうことが大事ですね。

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あとは、産婦人科に行きやすい環境が

正直に言うと、実は結婚も1~2年経つと新婚気分もかなり落ち着いてきて、頭の片隅では

『あれっ、うちらは子供出来てないな』

とか思い浮かぶんですよね。

私の場合は、結婚は24歳で早かったので少し気づくのが遅かったですが、周りで結婚した人たちが1年以内にどんどん妊娠→出産していくのに気づいて、なんとなく追い抜かれていくので気づきました

ただ、思い浮かんでもなかなか行動に起こせない、最初の一歩をどうしていいかわからない。というのがあった気がします。

今回の不妊の定義を短くしたのも一つの施策でしょうが、次の施策には産婦人科に行きやすくしたり、不妊かなと思ったときにどうしたらいいのかの周知をもっと頑張っていってほしいと思いますね。

また、最近はAmazonでも購入できる簡易的なキットが販売されました。

一度考えてみてはいかがでしょうか。

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