厚生労働省の平成28年度予算
Modest Life管理人のひなたです。
私たちにとって注目している平成28年度予算の審議がそろそろ始まりそうですね
本日、平成27年度(2015年度)の補正予算が成立見通しで、それが通れば平成28年度(2016年度)の予算案が国会に提出されて審議に入りそうです。
さて、注目の厚生労働省の平成28年度予算は、いつ頃に予算成立して、助成金の開始時期はいつ頃なのか、、、。
ちょっと考えてみました。
※ 不妊治療への助成金増額が2016年1月21日から始まりました。関連記事を確認下さい。
関連記事 不妊治療の助成金への初回増額が開始
ちなみに、
最近Amazonでも購入できる簡易的な精子(精液)検査キットが販売されました。
男性不妊の検査にためらいがあるのなら、、、まず一度試してみてはいかがでしょうか。
関連記事 スマホで男性不妊を調べるなら
そもそも、国家予算とは
ちょっとだけこの『予算』ってやつを勉強してみましょう。
ここではざっくりしかやらないので、もし書きたくなったら別記事に詳細は書こうと思います。良ければコメント頂けると書く気になりますw
さて、この予算というのは4月1日から翌年3月31日までの1年間の、私たちの生活で言う収入と支出(固く言うと歳入と歳出)の見積もりのことです。
そして、これが成立する流れは、
- 国の機関(厚労省とか)が予算見積もりを作って (28年度の分は終わり)
- 財務省がごにょごにょ調整して (終わり)
- 財務省が内閣に提出 (終わり)
- 内閣の会議で決定(閣議決定)したら『予算案』に成長 (終わり)
(ここから下は、これから始まる) - 内閣から、衆議院に提出される
- (審議とか色々あって、、、)衆議院で可決したら参議院へ
- 参議院で可決したら、予算成立!!
という流れです。
状態は、本日(1月20日)時点のことです。
すごくざっくりで脇道のことは書いていませんが、こんな感じです。
~Modest Life~
これからどのくらいかかるのか
さて、気になるのは、これからどのくらいかかるのかです。
一般的に1月下旬に予算審議が始まり、3月上旬までかけての審議を行います。そして、なんとか3月2日までに衆議院を通過させようと頑張ります。
なぜ3月2日なのかというと、
『次に審議が行われる参議院では、予算を30日以内に可決しないと結局は衆議院の議決で決まってしまう』ということが憲法で書かれているんですね。(憲法60条)
予算でゴタゴタするのは国の一大事ですから、すっぱりと終えてしまうんです。(他に法律の審議とかでは、もう一回衆議院に戻ったりもある)
ということは、大体通常であれば、
◆3月2日中には衆議院を通過して⇒遅くとも3月31日には予算が成立する。
ということが分かります。
しかし、実際はずれ込むことも多少あり、実は今年度の平成27年度(2015年)も成立は4月9日ですし、平成25年度(2013年)なんて5月15日までずれ込んでいました。
不妊治療助成金の開始時期は
※ 平成27年度補正予算に
『男性不妊の助成金新設と、体外受精や顕微授精の助成金への初回増額』
が含まれており、
1月20日の予算成立で、不妊治療の助成金の増額(拡充)がスタートしました。
スタートした後の内容については、下の記事に改めて纏めています。
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関連記事 久留米市の不妊治療助成金の上乗せに感心した
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なお、最近はスマホで簡易的に精液検査が出来るというキットも出てきたんです。
もちろん確定的な診断はできません。
ただ、心理的なハードルを一個下げるという言う意味でやってみるのも良いかもしれません。
関連記事 スマホで男性不妊を調べるなら