週刊ニュース深読み不妊治療『良い捨て石になろう』小野文惠アナの発言を考える

捉え方の違いで

Modest Life管理人のひなたです。

「週刊ニュース深読み 子どもは欲しいけれど…不妊治療理想と現実」という、不妊治療についてのテレビ番組について先日記事にしました。

参考記事 週刊ニュース深読み 不妊治療テレビ番組の内容とみた感想

その中で、司会の小野文惠アナウンサーが

『良い捨て石になろう』

という発言を切り取って、話題になってしまったようです。

今回は、この前後の発言を振り返りながら考えてみようと思います。

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発言自体は最後の最後で

この番組は、NHKで放送されている週刊ニュース深読みという番組です。そして、『捨て石』発言は番組終わりから5分前くらいでした。

それは、このコーナーの『不妊に悩む人をどう支える?』テーマで小野アナが

この番組のディレクターもちょうど同じ世代で、気が付いたらとっくにタイミングが過ぎてました。で、【(そのディレクターが)私たちは捨て石だと思うんですよ】と。言うんです。【でも小野さん、私たちは良い捨て石になりましょう。この無念を良いエネルギーに変えて、世の中に貢献できることを探しましょう】と言うんですね

 』

と発言したところです。

そしてこの後『良い捨て石になるには、どうしたらいいと思われますか?』と皆に問いかけた。

という経緯。

それに対して、ロンドンブーツの亮さんが

『捨て石になるなんて初めて言われたけど、そんなことでドキッとしますよ』

ということを言って流した感じになっていました。

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~Modest Life~

周りは一瞬困ったんじゃw

確かに、この後数秒はスタジオに沈黙が流れましたw

それは否定しません。

でも私がリアルタイムに見ていた感じだと、周りの人が『あれー?この流れの中でなんて言えばいいんだ・・・』という困った感じw

なぜなら、その直前の話題は

『不妊治療に対しても周囲や男性も含めてもっとサポートが必要』

『子供がいることの幸せは否定は出来ない』

『幸せの形は一つではない、夫婦2人の生活も悪いものじゃない』

という感じの話題だったんですよね。

そのため、正直『一般的』な不妊治療に対する不満や考えを紹介されている中で、とつぜん個人的で少し重めの『捨て石』発言をブッこんだものだから、困ったんじゃないかなw

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今とは違う人生を考えることは普通じゃないかな

まぁ、小野アナもこの回は自分に重ね合わせてしまうところがあって、少し感情が入ったのかもしれませんね。マンガ家の堀田あきおさんかよさん夫婦のマンガを読んだ時にも少し涙ぐんでおられましたし。

自分(小野アナ)はそういう人生の選択をしたけれど、他にもいろいろと道は有ったんのかもしれない、、、。と振り返ったんじゃないかな、

と言えばいいのか。。。

でも、こういう後悔は不妊治療だけではなく、人生なら誰でも有りますよね。少し自分の人生を振り返って、あの時こうすれば、どうすれば、って。

後悔はしてない、と思ってもやっぱり昔のことは懐かしいし、昔に戻ってもう一度やり直せるなら、何か違うことをしたい。と考えるのは普通だと思います。

今回の『捨て石』という言葉は、そういう感情に受け取りました。

なので、特段『捨て石』だけを切り取ってどうだ、ということでは無いんじゃないかな、というのが私の感想ですね。

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