40歳代の健康な女性3人が出産
Modest Life管理人のひなたです。
先日、読売新聞が行った調査で、
『将来の出産に備えた卵子凍結を行っている医療機関が、全国に少なくとも23施設あり、40歳代の女性3人が凍結卵子を使って出産していた』
ということが記事になっていました。
この読売新聞のアンケートに回答した施設のうち、実際に出産したと回答したのは私もお世話になった北九州のセントマザー産婦人科医院と、大阪のオーク住吉産婦人科医院。
うぉ、答えた。
ということに少し感動したので、それを記事に。
健康な女性が卵子凍結することについて
私は先日、同じような内容を記事にしていました。
関連記事 健康な44歳の女性が凍結卵子と体外受精で出産したことを考える
ここで記事にしていた女性の病院がオーク住吉産婦人科医院です。
健康な女性が将来の出産に備えて卵子凍結することについては、顕微授精を経験した私からすると、
『子供が欲しくてリスクを承知の上であれば、否定することは出来ない』
という考えです。
ただ、実際に子供自体のリスクがどうか、ということもまだ科学的根拠も出てきていないでしょうから、たかが素人が簡単に肯定も出来ないんですけどね。
でも、外野が簡単に『してはいけない!』と言えることでもないと思います。
こればっかりは、結論は出ないテーマですよね。。。
~Modest Life~
隠さずに回答するところに
この読売新聞の調査って、下の引用のような回答状況なんですね。
調査は昨年10月、高度な不妊治療を行う施設として日本産科婦人科学会に登録する597施設にアンケートを送付。19日までに304施設が回答し、23施設が健康な女性の卵子凍結の実施人数などを明らかにした
このうち40歳代の女性3人が出産されたということで。
そして、これをきちんと回答したのがセントマザーとオーク住吉なんですね。この記事を読んだ時、私は『凄い』と少し感動してしまいました。
それはこの2病院が、なんというか、信念があるんだろうな、って思えたので。
自分のやっていることの責任
確かに、卵子凍結を行うことで、多少なりとも高齢出産になり、母子ともに出産への健康リスクが高くなる、、、ということはあると思います。
そして、卵子凍結がどう扱うべきなのかの議論は行わないとダメだと思います。
ただ、今現在議論が進んでいる最中で、結論が出ていない段階でも、自分のしていることをきちんと公表をして進めていく。
まさに、
『私はこの医療を行っているんだ』
という信念のようなものを感じたので少し感動したんですね。
まぁ、こんな素人が感じたことは大嘘かもしれないけど。
でも、助かる手段があると分かったときに、ちゃんと一緒にその方向に向かっていってくれる先生のいるところは、やっぱり素敵な病院じゃないかな、とも思えたんですよね。