妻に想う
Modest-Life管理人のひなたです。
今日は勝手な一人語りを。
って、いつも一人語りか。
そういう意味では、いつも以上に一人語り、なのかな。
男性不妊の私からみて、妻が顕微授精を受けることに対して思っていたことを。
さて、
私は無精子症なわけですから、
まぁ、
手術不可避なわけです。
結局、泣いても笑っても、
『子供が欲しい』
と思ったら、
手術して精子を外に取り出さないとダメなわけです。
自分のせい!?
いや、それは絶対に違う。
男性不妊であることは受け入れたくないけど、でも実際にそうで。
そのくせ、手術が怖い、といって治療から逃げ続ける夫。
でも、妻は違うんですよね。
正直言って私じゃなかったらもっと早く、20代前半に子供ができてただろうし。
今日の記事は、そんなことも思ってつらつら独白です。
顕微授精ってさ、大変過ぎじゃない?
他の記事にも書いたりしてるんですが、無精子症と分かった後、私は5年間も不妊治療から逃げていました。
でも、時間だけはありましたから、
『どんなことをすれば子供ができるのか』
『不妊治療はどんなことをするのか』
『どんな手術内容なのか』
なんてことはいろいろとお勉強して、頭でっかちになったわけで。
まぁ、
だからこそTESEとかMESAがかなり痛そうで怖そう!って気づいちゃって。
PESA手術なんて結構ローカルな手術を最初に選択して。
でも、
今度もし精子があったなら妻は、
全身麻酔をして、
お腹に針を刺して、
卵子を外に出して、
そして受精卵を子宮に戻して、、、
決してイケメンでも、高い給料を稼いでくるわけでもない私のせいで、余計といえる治療やむちゃくちゃな負担を、愛する妻にかけなくちゃいけない。
『なんで全身麻酔させて採卵させなきゃなんないの?人工授精できないの?』
そんな無理なことを何度か思ったりして。
でも、愛する妻だからこそなんとか2人の子供を持ちたい。
そんな相反する気持ちがあって。
今思っても、そんな時に
『いや、やるしかないでしょ』
と、男前にさらっと言ってくれた妻には感謝と尊敬の気持ちしかない。
結局やっぱり、男は臆病な生き物だ。
~Modest Life~
心の中だけではなくて
『感謝なんて、なかなか口では言えない・・・』
とか思います?
いえいえ、
普通に言えるもんですよ。
うちらは普通に、日々の生活の中で
感謝の気持ちは伝えあっているつもりです。
ここ2週間は、アワアワとなかなか落ち着けないけど、
やっぱり『妻と2人で過ごす』ことが、
夫婦というもののベースなんだな。
と、
相変わらずの妻バカな感じで。
いいんです。
まぁブログなんて個人の独白の勝手な日記。
たまーーーに、人に見ていただいて、
共感やら呆れやら、失笑やらしてもらえるなら
それはそれで楽しいことで。
不妊治療のことをきっちり考えることは大事です。
でも、
もう一度パートナーのことを想ってみるのもありかもしれません。