不妊の検査でやった血液検査
Modest Life管理人のひなたです。
不妊治療を始めるにあたって最初に行ったのは精液検査で、無精子症と妻から伝えられた後に血液検査をしました。
初めて血液検査の結果を見た時は、載っている数値がまったく分かりませんでした。
前もって何が結果として出るのかも分からなかったですし、血液検査が何を調べるかすら知らなかった記憶があります。
私の不妊治療に対する考え方としては
『知識を知らないと自分で納得して突き進むことが難しいが、素人があまりに細かく知ろうとしすぎるとハマって動けなくなる』
と考えています。
主治医の先生は1人1人に向き合って治療を行って下さっています。
もちろん不安な事や疑問は先生にぶつけないといけないですが、あまりに知識を入れ過ぎて頭が固まってしまうのも考えモノです。
血液検査は問題なし
私が実施した血液検査は合計3回です。
TESE/MESA/PESA手術の術前検査としてやったのは1回だけです。
残りの2回は、5年前に私の無精子症が発覚した時にレディースクリニックでやった1回目と、セントマザーの院長先生が江東病院で毎月実施されているカウンセリングの時の2回です。
今手元に持っている検査結果は手術前に行った結果だけです。一応記載しておくとそれぞれの値は、
・FSH:1.99
・LH:2.51
・テストステロン:7.67
となっており、正常値内に収まっていました。
また、最近はAmazonでも購入できる簡易的なキットが販売されました。
一度考えてみてはいかがでしょうか。
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~Modest Life~
バランスが大事
FSH(卵胞刺激ホルモン)、LH(黄体刺激ホルモン)、テストステロンはそれぞれ人間が内部で分泌しているホルモンです。
不妊治療を経験していると
『FSH値が△△だった』とか『LH値が××だった』とか、独立して数字をみて判断していることが有ると思います。
検査結果としてみるならばそれでも良いのですが、実際の体の中ではそれぞれがお互いに関連して精子を造っており、FSH、LH、テストステロンのどれかが異常になってしまうと、製造のサイクルが止まってしまうのです。
FSHとLHとテストステロン
それでは、私たちの体の中ではどのようにホルモンが分泌されているのでしょうか。
一番最初に書いたように、私たち素人が深く行き過ぎると身動きが取れなくなってしまいますので、私はほどよく知っておくのが丁度良いと思っています。
知らなかったら、先生に聞けばいいんですよ。
そのための先生ですから。
とはいえ、ざっくり説明をすると脳の『視床下部』から同じく脳の『下垂体』に命令し、LHとFSHの分泌を促します。
◆視床下部→→→下垂体→→→LHとFSHの分泌
そして、
LHは精巣内でFSHは精細管内でテストステロンの生産を促し、それぞれが精細管内で精子の製造を行います。
結果での一喜一憂
私が最初に結果を伝えられた時、主治医の先生から『ホルモンの数字は特に問題なさそうだ』と言われたときにとても安堵した記憶があります。
もちろん、その数字が悪くても精子が見つかる人もいますし、逆にどんなにホルモンの数字だけが良くても精子が見つからない人もいます。
しかし、一つの指標として、そして手術を受ける踏ん切りをつけるという意味でも、血液検査の結果は、私にとってはかなり重要でした。
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