精子が造られるとは
Modest Life管理人のひなたです。
男性不妊にはいくつかの状態があります。
私のように、まったく精子がいない状態(無精子症)や、数が少ない状態(乏精子症)、動きが悪い(精子無力症)、全く動いていない(精子不動症)など様々です。
そしてすべてに共通するのは、精子が〇〇。ということ。
男性不妊の多くは精子が原因の一つであることが多いのに、私たちはそもそも精子がどういったモノでどうやって造られているのか、ということには少し目を背けているのではないでしょうか。
避けていたそれを知ることで、精子を元気にするためには何が良いのか理解して、治療を考えていくことが出来るのではないかなと思います。
今回は少し恥ずかしいですがその精子に着目していきましょう。
男性ホルモンの影響
男性不妊の検査にいくと、かならず血液検査をやると思います。
そして、血液検査の結果で何を重要視するのかというと、
FSH、LH、テストステロン
ではなかったでしょうか。
この中のテストステロンというのは、男性ホルモンのことで実は幼児の頃はほぼ0なのです。
そして思春期の頃になるとテストステロン濃度が上昇し、精巣の発達が促されます。このまま順調に濃度が上昇していくことでヒゲが生えたり、声変りをしたり、わき毛が生えたり、、、いわゆる男の子が男になっていくんですね。
精子が造られるのもこのホルモンの上昇と関連することが分かっているので、精子を造るためにはテストステロンが重要になるといのが分かります。
~Modest Life~
精祖細胞から74日かけて精子へ
それでは次に、精子は精巣(いわゆるキンタマ)の中でどういう過程で造られるかを説明したいと思います。
精子の元として精祖細胞というものがあります。そこから精母細胞→精子細胞…と細胞分裂を繰り返して74日間かけて精子が造られます。
つまり、私たちが今日使っている精子は74日前のものということ。
ちょっと、、、驚きです。
単純にいうと3か月弱前に何らかの対策をうっていないと、今日出てきた精子には何の影響もないということになるんですね。
じゃぁ何をしよう
さて、精子が造られるには男性ホルモンが重要で、しかも3か月より前には何かの対策をうたないといけないといけないようです。
では、不妊治療の対策としては何をした方が良いかというと、まずはサプリメントなどによる身体の中を改善していくことです。
よく言われますが、確かにマカは昔から精力剤としても有名で男性ホルモンの分泌を促進するといわれています。
また、同様に精子の製造にはビタミンB12やビタミンCが不可欠なビタミンであることが研究の結果分かっており、同様に摂取することが活動的な精子を作るのに必要になります。
やれることはやる
私のようにどうしようもない場合はともかく、もし数が少ない状態(乏精子症)、動きが悪い(精子無力症)の場合、諦めずに自分自身で出来ることをやりきることをお勧めします。
もしやらなかった場合の『もっと早くやっておけば良かった』という後悔は自分だけではなく妻にも負担をかけることになり、どうしようもない後悔になります。
少なくとも『あの時じぶんはやってやった!』と言いきれることが、最終的に不妊治療の進退を考える段階で重要となるんだと思います。
私が後悔ばかりのため、是非これを見ている方には、一日でも遅れずに全力で過ごして頂いて、後悔の無いように進めて頂きたいですね。