少し信じ難いけど
Modest Life管理人のひなたです。
女性の卵子が老化するという話は聞いたことが有りましたが、実際に男性の精子にも老化というものがあるみたいですね。
ちょっと驚きました。
私のように明らかに原因の分かっている男性不妊の場合は、なにかの努力をしたり治療をしないといけないから、子供を授かるように頑張ろうと考えますが、一般の人も年齢とともに妊娠しずらくなるとしたら、これもまた問題ですよね。
少し検査をしたくらいじゃ何にも問題が無いような結果だろうし、むしろ治療なんて考えず、いつかできるだろうと思ってどんどんと時間だけを無駄にしてしまうという、不妊治療で一番ダメなパターンになる可能性もありますし。
今回はこのことについて調べてみました。
結婚も妊娠も遅れてる世の中
とはいえ、本当に35歳から精子が老化していくなら、日本の出生率の低下や少子化が進む一因とすら思えるほどのことですよね。
なぜなら、前の記事で書いた通り平成25年版厚生労働白書というもので、1980年に比べると最近では結婚が3~4歳遅れて、そのうえ妊娠も4歳近く遅れているということが発表されているのが分かっています。
ということは、そろそろ35歳になる男が晩婚で結婚しても、すでに子供が出来づらいということだし、もちろん2人目となるともっと歳が上がって難しくなるってことですしね。
~Modest Life~
加齢による男性ホルモンの変化
さて、これまた前の記事で精子が造られるには男性ホルモンが影響していると書きました。
簡単に言うと、胎児の時は男性ホルモンは0で、ヒゲが生えたり声変りしたりする成長期に男性ホルモン濃度が濃くなり、合わせて精巣で精子が造られるという記事でした。
逆に言うと、加齢による男性ホルモンの変化が、精子にも影響することもあるということになります。
やはり、まずはすぐに出来る努力として、マカやビタミンB12やビタミンなど、精子製造に不可欠な栄養を摂取して体内環境の改善をすることも効果的ではないかと思います。
いつまでも子供が出来るわけではない
正直、調べてみると女性の卵子老化とは違い、男性の場合は一気に妊娠しずらくなってしまう、という影響ではないようです。
しかし、考えてみると、分かりづらくジワジワと迫ってくる精子の老化はむしろ怖いもので、『気が付いたら何の問題もないのに妊娠しない』ということになってしまいます。
やはり、子供が出来ない年数や自分の年齢を過信せずに、もし子供が欲しいと思ったときに夫婦で不妊の検査を早めに実施するということが、一番の近道なのかもしれません。
・・・ちなみに最近はスマホで簡易的に精液検査が出来るというキットも出てきたんです。
もちろん確定的な診断はできません。
ただ、心理的なハードルを一個下げるという言う意味でやってみるのも良いかもしれません。
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