10分で手術が決まった
Modest Life管理人のひなたです。
私がセントマザー産婦人科医院に手術のことで電話をしたとき、おそらく10分ほどの電話でいつのまにか手術の予約が終わってました。
なんか、あっけなかった記憶と、ついに電話してしまった!というなんかテンションが上がったかのような感情になった記憶があります。
別の記事にも書いていますが、私は無精子症と分かってから5年間もなにもせず、手術のことから逃げてきた人間です。
なので、予約した後で妻に『病院に電話したよ』と伝えた時の、驚きようといえば凄かったのを覚えていますw
病院に電話したきっかけは何か
5年間も不妊治療を休息していた私が、なぜ突然不妊治療を再開して、いきなりセントマザーに電話をして、そしてMESA手術の予約をとったのか。
先にいうと、思いついた瞬間の勢いがあったと思います。
もちろん不妊治療を休んでいた間も、胸の中にもやもやと『いつか手術しなければいけないなー』という気持ちは有るわけです。
でも、TESE手術やMESA手術の痛みや、そもそも精子がいなかったらどうしようという怖さがあって、もう一歩進むことが出来ませんでした。
そんな時、突然『あっ、電話しよう』という心境になったんです。なんか嘘っぽいですけど、自分でも不思議なもんだなーと思います。
~Modest Life~
スタッフの方達は慣れています
実際に電話した時は緊張しました。とうとう、、、という自分の感情もあったし、ちゃんと説明できるだろうか、、、というのも不安でしたし。
でも、絶対に心配しなくて大丈夫です。電話に出てくれた方も優しくて、こちらが上手く説明できなくても聞いてくれますし、何か質問はありますか?と急かすことなく話が出来ます。
病院側のスタッフのみなさんはやっぱり慣れているんですね。
『横浜からの遠方治療になる』と言ってもぜんぜん慣れた対応で『遠方なら郵送で同意書などの書類をやり取りする』ことや『横浜で術前検査をすることになる』といった内容もすぐに説明してくれましたし。
これは、さすが男性不妊の最後の砦ともいわれて全国から患者が来るところなんだな、と思わせられました。
勢いに任せるのも
私は、無精子症で手術をする決断をして電話するまでがかなり長かったわけですが、逆に電話してから妻が妊娠するまではあまりにも早かったです。
だいたいのスケジュールを思い出すと、
・私が電話した当日から手術まで2か月くらい。
・その後2か月後に妻が顕微授精(ICSI)を受けて、
・そして胚の戻しの2週間後に妊娠検査薬で陽性反応
という感じですから、動き出したらジェットコースターのように過ぎました。
もし、今いろいろと頭のなかだけで悩んでいる方がいるのならば、行動を起こしてしまうというのも一つの案かもしれないのかな、と思います。
私も悩んで悩んで悩みまくりましたので『手術したくない!』とか『怖い』とか、『本当に精子が無かったらどうしよう』とかの気持ちは痛いほどわかります。
ただ、開始しなかったら本当に可能性は0のままです。
不妊治療が動いてしまったら逃げる暇もなく全部が迫ってきて、いつの間にか時間は過ぎてしまいます。
悩んでいても、心のもやもやが少しずつ大きくなってしまいますし、いきなり手術ではなくとも、例えば近くの病院でカウンセリングを受けるなどでもいいですし、1つの行動ですべての歯車が回るかもしれないですよ。