医療費控除のために確定申告をしましょう
Modest Life管理人のひなたです。
不妊治療は多大な費用がかかります。
男性不妊だとTESE/MESA/PESA手術だけではなく、その後のART(体外受精や顕微授精)の費用もあるし、遠方治療なら飛行機代や宿泊費など。。。
一回の治療で100万近く支払うことも。。。
助成金が有るにしても、やはり医療費控除も併用して少しでも所得税が戻ってくるようにしていきたいですね。
今回は、初めての確定申告でも分かりやすいように、
『書き方』ではなく
ざっくり簡単に言うと『確定申告はこんな感じ』というような
『考え方』を書いていこうと思います。
『なんで考え方だけ?』って思いますか?
だって、、、、、、最初から書き方をきちんと知るには、確定申告の書類(様式?)を見ていくとあまりに面倒くさそうなんだもん。
逆に、ざっくり内容を理解して中身に入った方が、後で本当に書くときに楽だし、とっつき易いですよね。
ちなみに、
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男性不妊の検査にためらいがあるのなら、、、まず一度試してみてはいかがでしょうか。
関連記事 スマホで男性不妊を調べるなら
書き方 ではなく 考え方
ちなみに、私も今回初めての医療費控除の確定申告になるので、
『確定申告の書き方』
を考えるにはまだハードルが高いです。
だって、なんとか理解しようと国税庁のホームページを見にいっても、読む気にもならずに面倒くさいし。
他の方のHPも『書き方』とか『説明』が書いてあってちょっと引き気味。
なので、なんとなくで説明していきます。
※なお、一般的なサラリーマン世帯で、年末調整が終わっているという前提でする説明になっています。
~Modest Life~
とりあえず、書類は見ない
まぁ『考え方』ですからこの記事では実際に書く書類(様式Aとか)は見ない。
ということで、確定申告とは何かをなんとなく知りましょう。
さてそれでは、手元に◆源泉徴収票だけ置いて下さい。
こんな感じの言葉が4つ並んでいると思います。
支払金額 (1番) |
給与所得控除後の金額 |
所得控除の額の合計額 |
源泉徴収税額 (4番) |
7,000,000 | 5,100,000 | 2,220,000 | 190,500 |
1番:『収入金額』
2番:『所得』
3番:『所得から控除する額』
4番:『源泉徴収後で納めた所得税の額』
という意味なんですね。まぁ、こんな疲れる文字は読まなくてもいいです。
源泉徴収表のイメージはこんな感じ。
周りに囲ってあるのが収入(1番)で、
その中に所得(2番)が含まれていて、
その所得(2番)から控除する額(3番)を引く
って感じ。
結局、医療費控除でしたいことを先に言うと
『2番の所得』から『3番の所得から控除する額』を引いて残る額を少なくする。っていうこと。
なぜなら、所得を少なくした方が税金(所得税)が少なくなるから。
上の例でいうと、
◆510万円(所得) - 222万円(控除する額) = 288万円(残る額)
この288万円を少なくしたいわけですね。
ではどうやって所得を少なくするかというと『3番の所得から引く額』を増やせば引き算後の所得は小さくなりますよね。
ここで医療費控除の額っていうのが表れてくるんですね。
源泉徴収表は、ほぼコピペできる
さて、
源泉徴収表なんて何の意味があるんだ!?と思ったこともありませんか?
私は有ります。
でも、実は源泉徴収表は確定申告書にほぼそのまま写せるんですw
これがあれば簡単に確定申告書が作れる。そういうこと。
ただ、
単純に写すだけだと医療費分の控除が出来ないんで困ってしまうんですよ。それは、年末調整が医療費控除に対応していないから。
(会社はいちいち社員の通院を管理しないですし。それに病院の領収書とかも会社に提出してないですよね)
ので、源泉徴収表の
【3.所得控除の額の合計額:『所得から控除する額』】
にはまだ医療費控除の額が含まれていないんですよ。
だから、
わざわざ確定申告を作って、
【3.所得から控除する額】に【医療費の控除分】を足してあげる。
ということをしたいだけなんですね。
そうすれば『2番の所得』から全部が控除(=引き算)することが出来るようになり、所得が減ったように見える。
そうすれば所得税が下がるし、もしかしたら住民税も下がるかもってこと。
確定申告とは
ものっ凄くざっくり説明してみました。
『医療費控除の確定申告』というのは、年末調整さえやっていれば、
★『医療費控除が含まれていない控除額』
を、ちょっと調整して
◆『医療費控除を含んだ控除額』
にするだけ。
ということですね。
さて少し理解したつもりになったので、次は書類(様式Aとか)を見てみようかな。