不妊治療と芸能人って大変
Modest Life管理人のひなたです。
ニュースを見ていたら、先月妊娠を発表した釈由美子さんに芸能リポーターが、『デキ婚ですか!?』みたいなことを聞いたらしい。
えっ、釈由美子ってデキ婚!?!?
なんて思っちゃったけど、実際はそうではなくて、釈さんは『多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)』という排卵障害を婚前から知っていて、入籍前から婦人科に通って薬も飲み始めていたようなんです。
ちなみに、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)については、先日第一子を妊娠した神戸蘭子さんも同じ病気になっていて、不妊治療を経て妊娠にされています。
関連記事神戸蘭子さんが第1子妊娠。多嚢胞性卵巣症候群を乗り越えて
その努力の甲斐あってのオメデタになったわけで。
そういうことを聞くにしても、なんというか知識もないくせにデリカシーのかけらもなく、無礼で失礼なリポーターなんだなぁ、とか思っちゃいます。
なんか、、、子供が出来ない不妊治療をする人から見ると、ものすごく嫌な気分になる記事でした。
ちなみに、
最近Amazonでも購入できる簡易的な精子(精液)検査キットが販売されました。
男性不妊の検査で病院に行くのにどうしてもためらいがあるのならば、、まず一度試してみてはいかがでしょうか。
関連記事 スマホで男性不妊を調べるなら
多嚢胞性卵巣症候群の検査、不妊原因と治療
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とは、卵胞が卵巣の中にたくさんでき、卵胞が発育するのに時間がかかってなかなか排卵しない疾患だそうです。
多嚢胞性卵巣=『たくさん嚢胞(のうほう)がある状態になりやすい』卵巣。
って考えると少しわかりやすいでしょうか。
そして、この疾患は婦人科で超音波検査で卵巣を確認すると診断できるので、肉体的な苦痛を伴う検査ではなさそうです。
不妊原因は排卵障害や無排卵などで、症状の程度によって自然妊娠が可能ですが、無排卵の場合は治療が必要みたい。
とはいえ、釈さんのように、自分がこの症状だと分かっていて、もしすぐに妊娠を希望している場合は、当然のように入籍前からでも薬などで治療を行うことはごく自然なことですよね。
~Modest Life~
親族や親戚の失礼な人たちに似てる
今回のニュースを見て、芸能人は大変だなぁと思うと同時に
『なにもわからずに、なんて失礼な記者なんだろう!!』
とイライラする気分になりました。
子供が欲しいと思って不妊治療に努力することは決して変な事でも、恥ずかしがることでもないはずなのに、こういう風にテレビや雑誌で面白おかしく発信されることで、なぜか『普通の人たちが不妊治療を変な目で見る』というのが許されそうな雰囲気が出てくることが、本当に腹立たしいです。
不妊治療のことを周りに言っていても、言わなくても、なんか本当に失礼な親戚などはいますよね。
『子供はまだ?』
ならまだ可愛い方だと思うんですよ。
『まだなんですー』なんてお茶を濁せば逃れられたりするから。
でも、最悪なのはもっと踏み込んできて、
『奥さんが不妊症なんじゃないの?』とか『お前は大丈夫か?』なんて『不妊』を疑って話しかけてくるヤツら。
もう、うっさいボケ!!
と言いたいことを心の中で我慢しながら、
『いやいやー』なんて言って、
心の中では
『もう、絶対にコイツに近よらず、話さない』
と決めたり。
不妊治療の中にも礼儀あり
たぶん親戚とか、親族とか、距離が近い人だからこそ言えてしまうこともあるとは思うんですよね。
でも、
『よくこんなことが聞けるなー』
って本当に呆れる場合もありました。
私は、そういう時にはあまり『怒り』の方向にいかないように努力していました。だって、そんなバカな人のために自分がイライラするなんて、もったいない。
今回の記事でも、釈さんは言われた瞬間にそのレポーターに言い返そうとしたことを我慢してごまかしたようです。
悔しいけれど、これも一つの正解じゃないかと思います。
たぶん芸能人の釈さんが言い返したら、どうせあっちもこれ幸いとばかりに色々とバカな質問を追加でしてきたでしょうし、そもそも行なわれていたイベントの雰囲気が悪くなっていたでしょうし。
自分の事も少しはあったかもしれませんが、仕事のために我慢してその場をやり過ごすことの出来る釈さんは、やっぱりプロなんだよなぁ。
と、感心して、より好きになった記事でした。
関連記事神戸蘭子さんが第1子妊娠。多嚢胞性卵巣症候群を乗り越えて