保険業法の施行規則の改正に伴い解禁
Modest-Life管理人のひなたです。
本日、民間の生命保険会社が商品として販売する不妊治療保険が早ければ2016年3月、遅くとも4月中には解禁されるとしてニュースになっていました。
このことは、このブログでも前に記事にしていましたので、とうとう目の前に迫ってきたという感じ。
今回はこのことについて記事にしていこうと思います。
◆追記
また、この保険商品に関する金融庁のパブリックコメントについて、結果が公表されていました。
関連記事 不妊治療の民間保険解禁へのパブリックコメント結果の感想
健康保険の適用解禁、、、ではない
さて前に記事にした時も思ったのですが、一瞬『公的健康保険の適用か!?』と勘違いしてしまいそうになるのですが、そうではありません。
あくまで、生命保険とか医療保険と同じで『民間の保険商品』なわけで。
少しぬか喜び・・・。
でも、人工授精はもちろん、体外受精や顕微授精など高額な治療費がかかる不妊治療に対して保険が下りるようになるのは実際のところかなり助かることなのは間違いないところですよね。
~Modest Life~
適用・加入条件や保険料など詳細はこれから
色々見てみましたが、実際の保険の加入条件だったり費用については、それぞれの保険会社からまだ保険商品が発表されていないので不明でした。
とはいっても、
もともと前から解禁されることは決まっていたし、早くて今月から解禁となるのですから、もうほとんど決まっていて後は発表をするだけという感じでしょうけども。
実際にこれから発表となれば、せっかく取得したFP資格を活用してそれぞれの保険商品の比較をしてみようと思います。
ただ、確実に言えるのは、
『すでに不妊症と診断されている人が加入することは出来ない』
ということ。
まぁ、もちろん『保険』なわけですから、他の病気などと同 に既往歴がある人が入れないのは当然理解はできるのですが、、、。
わかっちゃいるけど、やっぱり残念と思うのは否めないんですよねぇ。
2016年1月の補正予算成立で、助成金が増額されたのは本当にうれしいことですが、いま既に頑張っている人にとっての助成ももう少し拡充してくれると嬉しいのにな、という気持ちにはなっちゃいます。
・・・わがままなんでしょうか。。。
不妊治療保険に加入しますか?
さて、最後にこの不妊治療保険自体が本当に少子化対策に有効なんだろうか、という疑問がわいてきます。
これに対して私は
『ある程度有効だろうけど、商品設計が絶妙に難しいだろうな』
という感想をもっています。
それはなぜなら、
『がんやほかの病気と違って少し自己判断ができるし、期間限定の商品になってしまう』
からです。
実は、この保険解禁について前に書いた記事では
『若い人たちは医療保険や生命保険にそこまで入らないし、ましてや不妊症かも!?と思って加入する人はそんなにいないだろう』
という記事を書いていました。
まぁ、そこまで考えは変わっていません。
でも、
『あと数年の内に子供をつくろうと思って、少し前に保険に加入して、その後に子供ができたら解約する』
なんてとんでもないことができてしまうような商品だと、ビジネスとして成り立たないわけで。。。
そう考えるといったいどんな内容になるのか、かなり興味がでてきますね。
やっぱりこの商品設計って、かなり難しいと思うのは気のせいでしょうか??w
もしくは、凄い制限がキツいとか?
まぁ、保険商品の設計内容によって変わってしまうかもしれませんので、実際の商品発表を待ってみたいと思います。
まぁ本当は健康保険の適用にしてくれるのが一番の対策なんでしょうけど。