厚生労働省など国による体制強化は進むけど
Modest-Life管理人のひなたです。
最近、児童虐待・幼児虐待のニュースが見られることが多くなった気がします。
でも多分、最近いきなり多くなったわけではなくて、私が意識的に観ることが多くなったこと、そしてネットニュースのように表面に出やすくなったことが理由なのかなぁ、なんて思ったりして。
でも実際、悲しいことに虐待に関する事件は増加しているようで。
厚生労働省など国の機関によって児童虐待防止法や児童福祉法の改正をするような動きがあり、虐待が疑われる家庭への強制立ち入り調査の手続き簡略化などさまざまなことが盛り込まれる法案が国会に提出される予定のようです。
でも、ちょっと待ってください。
そもそも、『虐待』なんてものが存在しなければいいはずなのに。
でも、ちょっと待ってください。
『虐待を無くす』なんてことが出来るんでしょうか。
私自身は『虐待なんてするわけがない』と言いきりたいです。
でも、誰も『虐待したい』と思ってする人はいないと思うんです。
なんでそんなことをしてしまうんだろう。。。
自分がそうならない様に、今回は『虐待』について考えてみました。
自分はならない。と思い込む危険性
オレオレ詐欺に引っかかる人は『自分はそんな詐欺には引っかからない』と思っていることがよくあるそうです。
その理屈って、素人の私でもなんとなくわかる気がしますよね。
それはたぶん、
『準備、つまり心構えがない』
から、だと思うんです。
自分におれおれ詐欺の電話がかかってくるわけがないから、
『かかってきた電話は本物』で、
『話している内容は本当』で
『息子を助けないといけない』
と思いこんじゃうのかな、と。
まぁ、本当に息子が事故にあってしまったなら、テンパってしまうこと自体は無理からぬことだとは思うんですけどね。
~Modest Life~
自分は児童虐待しない!?
と、こう書いたからもういいたいことに気付かれたかもしれませんね。
『私は児童虐待なんてしない』
『産後鬱になんてなるわけがない』
『子供がいてくれればそれで幸せだ』
。。。こう思い込むことは、逆の状態になることを想定できていない、つまりは、『そうならない様に予防が出来ない』状態だと思うんです。
先日、臨月になった私の妻が
『本当に自分は子供を育てられるのだろうか』
ということを、少しおちゃらけながら、そして少し真剣に話してくれました。
ただ、その時に、私はなんだか温かい幸せな気持ちになり『本当にこの人と結婚してよかった』と思ってしまいました。
不妊治療から逃げたバカな旦那がようやく協力してやっと子供が出来たんだから、『幸せしか感じられない!!』でもおかしくない状況で、そう考えられる人と結婚できて、そしてこれから子育てができると思うと嬉しくなってしまったんです。
(妻バカww)
子育ては楽しいだけなわけがない
妻に対して嬉しくなったのは、正直私も同じ気持ちだったからです。
私の子供が来てくれたことを想像して
『すぐにその子を心から可愛いと思えるだろうか』
『楽しんでおむつを替えてあげられるだろうか』
『夜泣きでイヤにならないだろうか。。。』
そんな不安な気持ちが出てきます。
もしかしてそんな気持ちは杞憂で、本当に楽しいことだらけかもしれません。
愛おしくてしょうがないかもしれません。
でも、と思うんです。
いいことだけが起きる人生なんてありえない。
『もしかしたら、自分も虐待をするのかもしれない』
そうならないために、ほんの少しだけそういう心構えをもって、そして父になるために少しだけ気を引き締めて、わが子を迎える準備を進めようと思います。