バタバタしています
Modest Life管理人のひなたです。
昨日、、、すでに一昨日ですが、3月25日にわが子が生まれました。
低体重児とはいえ39週0日でしたし、そこまで小さ過ぎなかったので、今の所はすくすくと元気よく動いてくれています。
とはいえ、抱っこするにもビクビクしてしまい、新鮮な感じ。
不思議ですね。
さて、
結果的に私たちの場合は1回目の顕微授精で妊娠することが出来ました。
それがとんでもない奇跡だということは当然分かっているつもりですが、どの程度の奇跡なのかというのはまだいまいち掴めていないのかもしれません。
今回は、顕微授精の妊娠率を記事にしてみようと思います。
ちなみに、
最近Amazonでも購入できる簡易的な精子(精液)検査キットが販売されました。
男性不妊の検査にためらいがあるのなら、、、まず一度試してみてはいかがでしょうか。
関連記事 スマホで男性不妊を調べるなら
今なにも見ないで知ってる知識
さて、たった今なーーーんにも見ない状態だと、私は何を知ってるだろうか。
・・・・えぇと、32歳で顕微授精をした妻は、かなりギリギリだけど何とか少し早めに治療に進むことが出来て良かった。
卵子の老化、、、は、たぶん35歳から加速する、、、だったと、、、思う。
40歳以上になると、顕微授精でもかなり厳しくなる、、、
といったところかなぁ。
知っているようで、やっぱりよく知らないですね。
~Modest Life~
病院の臨床成績を見てみよう
さて。
せっかく調べてみるなら、臨床成績を公表している病院のホームページを少しづつ探して、いろいろ調べてみました。
ただ、治療方法や年齢別と、全部の条件で調べるとかなりの量になるから
『32歳含む(30代前半)/顕微授精(ICSI)』
だけの条件にしています。
ある程度のちゃんとした知識を得ようと思うと仕方ないけど、調べるだけでもやっぱ手間です。
30代前半で顕微授精の妊娠率
さてそれでは見ていきます。
※妊娠率のデータは今日時点(3月27日)で掲載されていたもので。
1)セントマザー産婦人科医院:19.2%(53/276) @34歳以下
2)はらメディカルクリニック:14.2% (数量不明) @32~34歳
3)広島HARTクリニック:25% (数量不明) @30~34歳
4)蔵本ウイメンズクリニック:34.1% (74/217) @30~34歳
5)英ウィメンズクリニック:60% (249/415) @30~34歳
※ お分かりの通り、妊娠率は新鮮杯や凍結胚、そもそもの治療数(母数)や治療内容によってかなりの差が出ます。
そもそも不妊治療の相対比較はほとんど意味が無いと思いますので、あくまで「ふーん」という気持ちでみて下さい。
さて・・・
『あれっ!?病院の数が少なくない!?』
と思った方は鋭い。
ま、理由は単純な事です。次に書いてみます。
思ったより少ない
はい。
私がそう多くの病院の臨床成績をかけなかった理由です。
それは単純で、
『32歳含む(30代前半)/顕微授精(ICSI)』
という条件で書いてある病院が少ないからなんです。
私は今まで様々な病院のホームページは見ていたつもりでして、その時に
『ちゃんと臨床実績の妊娠率って書いてあるんだなー』
と思った記憶があったんです。
だからこそ、この記事を書こうとして始めたんですけど。
でも、きちっと調べてみると『人口・体外・顕微授精の合計で』とか『全年齢で』とか、当然ですがそれぞれの病院で纏め方が違っているので、一律に横通しで語ることは難しいということが、今更ながらに分かってしまいました。
うーむ。
ごめんなさい。
勉強不足でした。
やっぱり若いと確率は高い
ただ、数は少ないとはいえ妻の年齢周辺(30代前半)の妊娠率を改めて見てみます。
英ウィメンズクリニックの60%というモンスター級の値を除くと、およそ20~35%ほどです。
30代前半の女性が顕微授精をした場合はざっくり4~5人に1人は妊娠まで至るということになるわけで。
うーむ。正直に言って多いか少ないか微妙な。。。
多分『普通の人』は、知らないうちに勝手に妊娠していうような、そんな考えが頭にあるから、なんか少ないように感じちゃうのかな、、、。
ただ、少し待ってください。
35歳を超えると一気に【流産率】が増えてしまいます。
そして、40歳を超えると
【妊娠率も下がり】【流産率がさらに上がる】
という、耐えられない程の悲しい状況が数字からわかります。
当然、顕微授精をすれば妊娠できますよ。
なんて言葉は口が裂けても言えません。
でも、少なくとも一組は
『ギリギリでも若いうちに顕微授精まで進んで、1回目で妊娠に至った夫婦がいる』
ということを知っておいて下さい。
治療をしても妊娠するかどうかは分かりませんが、治療をしなければ確実に出来ません。
私たちの奇跡の事実を、1つのきっかけにして考えてもらえれば嬉しいです。