医療の進歩を望むばかり
Modest Life管理人のひなたです。
やっぱりニュースとかを見たり聞いたりするたびに思いますよね。
『人間の力ってのは凄いもんだな』
って。
昔は不治の病だった結核だって、今は治すことが可能だし、早期発見が出来れば、癌だって治療が可能な世の中になってきています。
そんな中、
『不妊症に関する治療だけが進みが遅い!』
なんていうことは無くて、
もちろん不妊治療に関する治療も日々進歩しているようですね。
今回は、それを記事にしていこうと思います。
着床不全とは
先日、着床不全に関係すると思われる遺伝子が、マウスで解明されたということがニュースになっていました。
まず、着床不全を簡単に説明すると、
『子宮内で受精卵が着床できない状態、または化学流産してしまう状態』
ということです。
つまり、
『どれほど良い精子を選んで、体外授精や顕微授精の技術でよい受精卵を作っても子宮に戻した後に着床しない、、、。または着床しても流産してしまう』
ということで。
うーん。
せっかく精子が有って、卵子も良好で卵管も問題なくて、、という身体の状態なのに最後の着床のところが難しいということですか。。。
顕微授精とかだと、確実に
『受精卵を戻す』=『生命を戻す』
という意識が働くと思うので、何度も着床しない状態が続いてしまうと、精神的にはかなり辛いことは容易に想像がつきます。
~Modest Life~
着床不全の治療、妊娠率向上に向いてほしい
そのニュースは以下のような内容でした。
マウスの子宮内膜で、ある遺伝子が十分に働かないことが着床不全の原因の一つになっていることがわかったと、東京医科歯科大の金井正美教授(生殖発生生物学)らの研究チームが7日、英科学誌サイエンティフィック・リポーツに発表した。
出典:受精卵の着床不全にかかわる遺伝子 マウスで解明
URL:http://www.asahi.com/articles/ASJ492TKFJ49UBQU001.html
まだまだ一つの原因だけかもしれませんが、当然これも有効な一歩ですよね。
一歩でも、少しでも早く
最初に書いたように、このように不妊症や不妊治療に関して研究が進んでいく事に関して、『凄い』と単純に思うとともに、
『早く有効な一手にならないかな』
という思います。
正直に言って、私は無精子症だから『手術をしなければ確実に子供が出来ない!』と分かっていたくせに『TESE/MESA手術は痛そうだし怖いからやだ』という気持ちもかなりありました。
ネットで情報やブログを見るにつれて、
『一気に有効な治療方法が見つかって、手術なんて無くなればいいのに!』
と何度思ったことか。
こう思う人は私だけではないと思います。
一歩一歩、着実に医学の研究は進んでいるんでしょう。
それは分かっているんですが、
『自分に間に合うように』
『自分に対する治療法がいち早く見つかるように』
と、自分のことを一番に思ってしまうのは、悪いことじゃないですよね?