思った時が始め時
Modest-Life管理人のひなたです。
最初もう言わせてください。結局は
『いつ始めようかな?と思った瞬間が始め時』
だと思います。
診断された時、とか、何かに当てはまった時、とかではないんじゃないかなー、と。
うーん。
不妊の定義なんて、やっぱりあいまいで。
たぶん、私達のように本当は無精子症の男性不妊だったとしても、独身やDINKSで子供を望んでいない夫婦ならそもそも検査しないでしょうから、結局判明せず不妊と呼ぶことは無いでしょう。
また逆に、
子供を望んでいる夫婦で、どんなに精液検査の結果が良く、LH、FSHの値が正常で、医者から『なぜできないのかわからない。。。』と首を傾げられても子供を授かることが出来なければ、その夫婦の心の中ではもうすでに
『私たちは不妊かもしれない。治療しなきゃ』
となるでしょう。
それぞれ、その夫婦に合う状態があるのでしょう。
そんな曖昧なものだから、結局
『不妊治療はいつ始めるのが良いの?』
といわれても、正確な答えはないでしょう。
だから、それぞれが
『いつ始めればいいのかな?』
と思った瞬間から、もうすでに心のどこかで始まっているんじゃないかと思います。
まぁ、なかなか他人が不妊治療を始めたきっかけなんてはわかりませんねよ。だから、今回は私たち夫婦のきっかけについてつらつら書いていこうと思います。
人生は分からない
このブログでは何度も書いていて申し訳ないですが、無精子症の男性不妊である私自身の不妊治療を始めるきっかけは
『妻が先に検査を受けていて何も問題がなく、私に検査のお願いが来た』
という感じです。
その時、すでに私は妻が検査を進めていることは知っていましたから、そこまでの抵抗感を持たずに検査を行うことにしています。
言ってみれば私個人としての不妊治療を始めるきっかけは
『妻からの依頼』
になりますね。
まぁ、それで私自身の無精子症が発覚して、
『え”っ!!』 ∑( ̄Д ̄;)
と人生観が変わってしまったんだから、やっぱり人生は何が起きるかわかりません。
ただ、そうではなくて、
『夫婦として不妊治療を始めるきっかけってなんだっけ?』
って思い出そうとしたら、なかなか思い出せなくて。
色々と試していたはずなんですけど。。。
もうちょっと思い出してみよう。。。
~Modest Life~
あれっ!?と思ったらもう止めない
私たちは結婚が少し早めだったので、2人がそろって『子供が欲しいね』と話をしたのも少し遅かったような気がするんですよね。
まあ、少なくとも私個人としては、結婚後2~3年は『子供が欲しい!!』となっていなくて『いつか良いタイミングでできたら良いね』くらいの気持ちでしたから。
そういえば、その当時は自分が不妊だなんてこれっぽっちも思ってなかったなぁ。
もうちょっと思い返すと、
私がそこまで真剣に考えていなかった結婚2~3年後くらいから、妻がちゃんと基礎体温を測り始めたのを思い出しました。
ということは妻はそのくらいの時期から、『病院での不妊治療』ではないとしても、自分たちだけでタイミングを考えたりして、少しずつ治療に向けて初めていたんですね。
うーん。。。。自分。。。。
多分そのころ、ほとんど協力してない。。。気がする。。。
そして、基礎体温を測ってもできなくて、
『なんだか簡単に子供はできそうにないぞ』
と、私もようやく認識してから
『そろそろ子供が欲しいね』
と、2人でちゃんと話すようになって、そこからやっと半年~1年くらいして妻はレディースクリニックに通院を始めました。
うん。
少しずつ思い出してきた。
私たち夫婦が不妊治療を始めるタイミングを考えると
1)いつか出来れば良いな期 (結婚後2~3年間)
2)基礎体温も測って、そろそろ欲しいな期 (その後半年~1年くらい)
3)妻の検査期 (半年くらい)
4)病院でタイミングを計っても出来ない期 (その後の半年くらい)
5)出来ない・・・ 期
6)私(夫)の検査期 ⇒発覚
こんな感じですかね。
検査すること、始めることが目的ではない
こう考えると、私たち夫婦が不妊治療を始めるきっかけの時期は結婚後3~4年だから、年齢は25歳~27歳くらい。
やっぱり、けっこう早い段階で早期発見してるんですよね・・・。
だから、本当はその時に治療を始めることが出来ていたはずなのに、結局私がTESE/MESA手術が怖くて、5年間も治療から逃げ続けてしまって。
やっぱり
『あなたは不妊だ』
と言われるのは、キツくてツラいけど、
『病院で検査をすること』
が目的ではないワケで。
結局は
『検査をして、分かってからどう動くか』
というのが大事なわけですから。
『不妊治療はいつから?』
『不妊治療をいつ始めよう?』
と思った瞬間に始めること。
そして、進めていくこと。
仕方がないと諦めて、検査だけなら一旦は軽い気持ちで進めてもいいのかもしれません。
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