子のない人生を越えて
Modest Life管理人のひなたです。
ふと、本屋で雑誌を見ていると
AERA(アエラ)という雑誌の表紙に書かれている文字に目が行きました。
その文字とは、
『安倍昭恵さん「子のない人生」を越えて』
というもの。
安倍昭恵さんとは、現内閣総理大臣である安倍首相の奥様のこと。
このブログでは直接書いたことは無かったと思いますが、安倍首相のご夫婦、、、という言い方でいいのかな?が、子供がおられずに奥様の方が不妊治療を行っていた、ということは少し知っていましたが、こういう風に実際に直接目にしたことは有りませんでした。
だからこそ、少しの驚きと共に記事の内容に興味が出たので、初めてAERAという雑誌を購入して読んでみました。
とはいえ、今回の特集のタイトルの通り、実際は『不妊治療』にだけ焦点を当てた記事ではありません。どちらかというと
『子供を持たなければならない!という固定観念に対する問いかけ』
というか。。。
あー、1人1人で当然私個人の感想と違うとは思うのですが、私はそんな風に感じました。
今回は雑誌AERAを読んで思った感想をつらつらと書いていこうと思います。
とはいえ、さすがに今まさに絶賛発売中の雑誌の中身をばらすつもりはないので、ネタバレなしの感想になることをご了承下さい。
子のない人生。夫婦2人の人生。
まず今回のAERA記事で一番大きな記事は言わずとも
『安倍昭恵さんのインタビュー記事』
だと思います。
おそらくこの記事が無かったら私も買わなかったでしょうし、言ってみれば見事に『釣られ』ました。
で、インタビューを読んだ感想を一言で表すと
『、、、大変だったんだろうなあ、、、』
です。
それは『首相の妻だから』も、『政治家の妻だから』も、『不妊治療を乗り換えたから』も、『他人から言われた一言』も、『使命と思おうと思ったこと』も、、、全て、、、です。読んでいて少し苦しくなりました。
その感想をひっくるめて、失礼ながら
『大変』
という一言で表現させて頂きました。
うーん、、、。どういえば伝わるものか。
こう、
『○〇だから大変そう』
という感じじゃないんです。
しかも、今現在は前向きに自身が出来ること、そして、それこそ使命と思ったことに全力で向き合って進んでいることが紙面から読み取れたので『だった』という過去形で書かせて頂いたつもりで。
同じくAERAを読まれた方はどういう感想を持たれたでしょうか。少し気になります。
ぜひ、インタビュー記事だけでも読むことをおススメします。
~Modest Life~
不妊治療についても多角的な記事で好ましい
たぶん、人によっては
『曖昧で主張のない記事だ』
という意見を持つ人もいるかもしれません。
というのも、
雑誌の特集としては『子供を持つ・持たない男性・女性の主張』や『子供はいた方がいい・いなくてもいい』というように、
『子供を主語にして、それぞれ両面から記事にしている』
ためです。
ので、どちらが良い!という記事では無くて、こういう考えの人もいるし、その逆の考えの人もいる。あなたはどうでしょう。
という問いかけの記事になっているように思えました。
ま、多分私自身もそういう考え方が強いので、読んでいて素直に読み進めることが出来ましたし、下手にセンセーショナルなタイトルで、気分を煽ってくる雑誌よりも淡々と主義主張を伝えるこの記事は結構好きでしたね。
不妊治療に関する記事も多め
さて、
『子供がいない』
という内容に必ずかかってくるのは、やはり残念ながら不妊治療です。この記事でも例外ではなく、不妊治療についても色々と書かれていまいた。
というか、このブログでも取り上げたことのある漫画や本が少々。
ここだけなぜか苦笑いしてしまいました。
『知ってるー!』
となって気恥ずかしいというか、なんというかw
それは、
つらい不妊治療のやめどき、という記事では元女子バレーボール日本代表の益子直美さんが42歳から始めた体外受精の話もあり、その中では、NPO法人Fineという団体の理事長で『不妊治療のやめどき』という本を書かれた松本亜樹子さんの記事もありましたし、
先日NHK『週刊ニュース深読み』の不妊治療特集にも出演されていた堀田あきおさんとかよさんご夫妻のお話しもありました。
関連記事 漫画『不妊治療、やめました。』を読んだ感想レビュー
今回のAERA特集記事はなかなか読み応えがありましたし、子供がいる人いない人、不妊治療をしてる人してない人それぞれに多少なりとも考えさせられる内容だったのではないかな、と思います。
見かけたら読んでみることをお勧めしておきます。