顕微授精で妊娠し授かった我が子も生後半年になりました

親になって思うこと。親になった実感

Modest-Life管理人のひなたです。

今回は育児についての記事になります。

不妊治療ブログということもあり、ただの育児ブログには不愉快になる方もいるかも知れませんので、もしそのようであれば今回の記事はスルーしていただけますと幸いです。

さて、それでは。

先日、我が子が生後半年を迎えました。

2500g以下の低出生体重児として、とても小さく生まれてきてくれた我が子は、今のところすくすくと、健やかに元気に育ってくれています。

もう体重は6kgも超え身長も60cmも超えました。

まだまだ毎日が格闘のようにあわただしい毎日ですし、35年以上の生活のほとんどが夜型の人間だった自分が、完全なる朝方に変わってしまうほど生活が一変しています。

妻も、産後こそ多少の体調の変化がありましたが、3か月を過ぎたころから少しずつ体調や精神的な落ち着きも出てきて、だんだんと3人でいるという生活リズムが出来ているような気がしています。

そんな中、なんとか生後半年にもなりましたので、今回は不妊治療の先にある子供のいる生活について書いていこうと思います。

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初めて抱っこをした時の、何とも言えない気持ち

と、何から書いていこうかな。と思いつつ。

まずは、一番最初に我が子に出会った時の瞬間について。

私は立ち合い出産を予定はしていたものの、結局間に合いませんでした。ただ、病院に着く直前くらいに生まれたようでLDRと呼ばれる部屋の前についたらすぐに看護士さんから

『さっき産まれましたよー』

と嬉しさと共に驚きの言葉。

実はここで

『えっ!?』

と思ったんですよね。

というのも、妻から『そろそろだよ』という連絡が来て、こっちとしては速攻で病院に向かったつもりで実際に連絡を受けてから結構早めに病院についているんです。

よく聞く話で、生まれるまでは何時間もかかると覚悟していたから、これには少し驚きました。

結果的には超安産だったということなんですが、それでも後で妻から聞く話はとんでもなく大変だったということ。

本当に、命がけの一世一代の大仕事、、、お疲れ様でした。

で、です。

出産後になにやら医者の先生たちが処置?検査?をしてくれた後に

『準備できました』

と呼ばれ、LDRの中に。

もうそこには、疲れ果てた妻の上に、

『ちょこん』

と乗っている我が子がいました。

今でもこの感情をどう表現していいかわかりません。

不謹慎を承知で、正直に言うと、

『なんかいる』

と思ったような気もします。

全然、実感が湧かなかった気もします。

それでも、なぜか愛おしくて、でも小さすぎて。

本当に、あの時の気持ちを字にするのは難しいです。

さっきも書いたように、正直この時は親になったとか、子供が出来たとかいう実感はほとんど無かったんです。

もちろん嬉しい気持ちは思いっきり有った気がするけど、どこか他人事のように、信じられなかったのかもしれません。

、、、抱っこは、LDRの中でしましたが、怖くて怖くて。

落とさないように、大事に大事に。

その時に、自分は一応『親』というものになることが出来たんです。

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~Modest Life~

記憶喪失な新生児のころ。少し余裕が出てきた生後3か月頃

そこから、怒涛の日々が始まりました。

特に新生児期については、今になって妻とも話しますが

『一切記憶が無い』

と言っても過言ではないくらいww

よく、新生児の赤ちゃんは3時間ごとにおっぱいとミルク飲んで、寝て。また起きておっぱいとミルク飲んで、寝て。と言われるんですが確かにその通りでした。

ただ、勘違いしていたことが有るんです。

それは、

『3時間の内には、寝かしつけの時間も含まれる』

って。

、、、そりゃあ今考えれば当たり前なんですが、その時は実際に目の当たりにするまですっかり忘れていたというか、何と言うかww

噂で聞いていたように、赤ちゃんは測ったように3時間起きくらいで起きて泣きました。もちろん、ミルクを飲んでからは確かに3時間たってますから。

ただ、ウチら夫婦は寝かしつけた後にさっき寝たばかり。ぜんぜん寝てません。

それでも最初のころは何とかやれていましたが、しばらく経つと夫婦2人の体力もかなり厳しくなり。それでもフラフラになりながらおっぱいをあげてくれる妻に、なんとか私もお風呂やミルク、おむつ替えを手伝いながら頑張ります。

あの頃を思い出すと、、、って、本当に思い出せないんですww

いやー。本当に大変でした。

そして、そんな日々を過ごしてほんのちょっとでも楽になってきたのが、生後3か月を過ぎた頃でしょうかね。

その頃になると、ガリガリだった身体も、顔の頬の肉も、手や足だって、なんだか立派な赤ちゃんになってきてくれていて。

とは言っても、3か月頃だと相変わらず寝る時間は3~4時間くらいで短いし、泣く声は逆に元気になってきたし、大変なこともあったけど、やっぱり新生児期のころの大変さに比べたら体力的にも、それに特に精神的にも少しばかり育児に対する余裕が出てきていたのかもしれません。

逆に、それまでは本当に、、、きつかったなぁ。

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笑ってくれて、手を握ってくれて、眠ってくれて、泣いてくれて。確かに、少しずつ親になる。

4,5か月を過ぎるころには、もう

『全然何を考えているかわからない宇宙人』

から、

『ちゃんとした人間の赤ちゃん』

に変わってきてくれました。

そろそろウチらのことを『親』というものだと認識してくれたのか、どこかに行ってから、ひょこっと顔をのぞかせると

『にこーーーっ』

と笑ってくれます。上機嫌だと、

『きゃはっ♪』

と喜んでくれます。

寝かしつけで抱っこをしても、寝たくない時には全力で拒否をして泣き続けます。でも、だんだん眠くなってくると温かくなって、胸の中で『ちょこん』と丸まって、たまにTシャツの袖をつかみながら、くぅくぅと眠りにつきます。

私はこの記事の上の方で、

『生まれた瞬間は、親になった実感もあまり感じなかった』

と書きました。

それはそうだったんですが。

今では、本当にこの子が愛おしくて、愛らしくて、切ないほどに可愛らしくて。これが親になった実感というならそうかもしれません。

でも正直なところ『親の実感』というよりは、ただただ

『この子を大切に、大事に、精いっぱい笑顔で楽しく育てていきたい』

という想いが強い気がします。

だから、たぶんやっぱりよく言われますが

『親になる』

んじゃなくて、

『親になっていく』

っていう表現が、自分にはとても会うのかもしれないなぁ。なんて。

あぁ、でもまぁ、、、

とりあえず今は、目の前でギャンギャン泣いている我が子にミルクを飲ませて、おむつを替えて、、、。

今出来ることを精いっぱいやって、少しでも我が子と触れ合いましょうか。

。。。。

。。。

『お父さんと一緒に洗濯しないでーーー!!』

。。。と言われないように

、、、頑張ろう。(;´Д`)

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