NHK 精子力クライシス
Modest-Life管理人のひなたです。
本日、NHKで精子力クライシス、という番組が流れていました。
NHKは以前から朝の番組でも不妊治療をテーマにしたプログラムを実施したりしているので、”NHK受信料”とか色々といわれることもあるけれども、こちら側も見る気になって見たい!と思ってみる分には、やっぱり民放の番組ではやり切れない番組もきっちりとやってくれることはありがたいことで。
きっちりと、作り手側が作りたい番組、伝えたい情報を伝えられる、というのは、どうしても強いのかもしれない。
ま、最初っからずれたけど、すこしばかり感想を書いていきます。
鈴木おさむさんの言葉に共感
あーーー、と思ったのは、番組途中に鈴木おさむさんが発言したこと。
きっちりとは覚えてないけど、
「精子の量、運動率とかが問題がなくて自然妊娠したとしても、きちんとそこから流産せず妊娠継続できなかったときに、それは「女性側の問題」と思いがちだが、それは男性側の原因ということもあるんだよ」
という感じの発言をしてた。
正直なところ、この番組が始まってこの鈴木さんの発言までに私が思ってたことは、この番組は「精子力(≒男性不妊)」に力を入れて伝えてくれているけれど、女性も含めた不妊との関連をもっと大きくしてくれてたらよかったのに。
と思ってたのよね。
うまく言えないけど、もちろん男性側の原因での男性不妊も多いし、女性側の原因もある、どちらも関連して結果として不妊ってことになるんだな、って思ってみてたの。
この鈴木氏の発言までは、「不妊の原因は女性側の問題と思われがちだけど」っていう枕詞がなくて、「俺は関係ないだろ!!」って思う人も多いだろうなー、って思ったのよね。
そういう意味で、やっぱり不妊治療を経験した鈴木氏の言葉、というか発言内容は「妻と不妊治療を経験した人の発言」って感じがして、とても共感がしたんですよね。
~Modest Life~
精子力は改善できる
途中で番組に出ていた人は、生活のちょっとしたことを改善したことで精子力の改善ができていました。
それは、
いつもの食生活だったり
寝る前のスマホだったり、
睡眠を長くとるだったり、
そんないわゆる「生活習慣を治す」こと。
個人的にに大事なのは「改善できる」ことを知ること。
私のように無精子症だったらどうしようもないかもしれないけど、精子がきちんとある人は「可能性がある」ことを知るのはすんごく大事だな、って思います。
周知するのは大事
いずれにしても、やっぱり不妊治療=不妊=女性側の原因が多い、って思っている人が多いのは今のところ全然変わる気配はない。
少しだけ番組中のTwitterとかを見たけど、結局みんな他人事。結構ふざけているひとも多かったし、あまり気分が良くなかったのは「アイツは種ナシだ」とかをふざけて書いている人もいた。
ああ、
世の中にとってはそういうもんだよな。
っていうのは、こういう番組をみるといつも思う。
でも、それでもやっぱりこういう不妊治療とか、男性不妊とかをきちんと番組として定期的に放送することは大事だよな、と思う。
たった今は全然他人事でバカにしている人でもいい、そういうふざけ半分で番組を見てもいいから、「改善することができる」とか「精子力が低下(少ない)こともある」という事実を知ることは、もし本人がそうなった時の対処を知れるってことだから。
もちろん自分が男性不妊だと知ったらびっくりして頭が真っ白になると思うけれど、でも「改善できる」と知っていれば、動くのは早くできると思うから。
やっぱり、知ってる、知識がある、っていうのは大事だよね。