病院を考え始める
Modest Life管理人のひなたです。
私が最初に無精子症と診断され男性不妊の病院について考え始めたのは、妻が通っていた近くのレディースクリニックでした。
そのレディースクリニックは男性不妊についての専門性が低く、無精子症の治療を継続することが出来なかったため、病院側から『不妊治療専門の病院』を勧められました。
そこの病院で、初めてセントマザーや木場公園クリニックなど、不妊治療を専門にしている病院をいくつか教えて頂きました。
ただ、『ここが良い病院ですよ』と言ったように病院を紹介(お勧め)という形では無かったですね。
一番怖いのは後悔
先に結論を言うと『これが決め手だ!』というものはなかったです。
結局、セントマザーに決めた後も本当に良いのかどうか不安でしたし。
もちろん、横浜や東京で不妊治療をしてる病院の口コミや評判を読みあさりましたし、何も更新されてないのに何度も同じ内容を読んで、臨床成績を覚えるほどw
ただ、
ネットは色々な情報が書いてあります。
ネットの中で良い情報も悪い情報も一つ一つを読んでいくと、どこの病院も良い病院に感じ、逆にどこの病院も悪く感じるようになってしまいました。
そして、例え私のように無精子症であっても、全国的に有名な病院はいくつもあり、専門性と技術が高いと言われる病院も有ります。
そんな中、どうして飛行機に乗ってまで、わざわざ北九州のセントマザー産婦人科医院にしたか。
一度きちんと頭を整理して私がセントマザーに決めた理由を考えると
一つ目は、
後期精子細胞も含めて男性不妊の中で先端医療を行っていて、最後の砦とも言われているのを信用したこと。
そして、二つ目は、
江東病院で毎月実施しているカウンセリングで直接院長先生に会えたという縁
最後に三つ目は、
ネットの口コミを少々
という感じだったと思います。
参考 セントマザー産婦人科医院での顕微授精の妊娠確率
参考 横浜から北九州のセントマザー産婦人科医院に通う覚悟
素人の考えは真実ではない
上で『先端医療をしていると思った』というのは私個人の感想です。
正直、実態はよくわかりません。
そうなのです。
ネットにはこの様に書いてることが真実のように書かれてることも多いです。
ので、私はネットは大体を信じていません。信じるときは自己責任です。
それと『あの先生は私に合わない』とか『あの病院はダメだ』というネットの中の感想も無視しました。当事者に合うのか合わないのか、は誰にもわかりません。
正直、私は産婦人科の先生には3~4人の先生としか会っていません。そして、会った先生に対して自分が感じたことを素直に信じました。
やっぱり、結局自分たちの将来を決めるのは自分たちですし、決断出来るのも自分たちだけです。
情報だけに振り回されるのはもったいない。
でも、そうは言っても
ネットの全てが嘘ではありません。
~Modest Life~
数字が見える病院
ネットの何を信じるのか。
それはその病院のホームページです。
特に次の3つに着目した方が良いと思います。
- 臨床成績や実績が見える
- 設備が整っている
- スタッフの数が多い
これらは嘘をつけませんし、その病院を信用する時にも背中を押してくれるデータになるのではないでしょうか。臨床成績はもちろんですが、あまり思い浮かばない設備やスタッフの数というのも大事です。
なお、臨床成績はホームページに載っていなくても、病院できちんと公開しているところもあります。
ホームページに掲載して無いというだけで、病院を判断するのは早いでしょう。
また、無精子症の場合は特にですが、体外受精や顕微授精でも手術や採卵をしたから終わりということは無く、そこからようやく不妊治療のスタートです。
そして、精子凍結をする設備だったり培養をする方の技術はもちろん、最悪の場合を考えると戻す卵ちゃんを間違わないようなシステムだって設備の一つと考えることが出来ますしね。
採取した精子を凍結したまま他の病院に移管するということは無いでしょうから、病院選びの最初の段階で考えておいた方が良いと思います。
それに加えて、日本生殖補助医療標準化機関であるJISARTという団体に加盟している医療機関ということも参考になるかもしれません。
結局は信頼できるか
いくつか、私が参考にすると良いと思ったことを書きました。
ただ、結局は自分が『納得して、その病院を信頼し進めていけるか』が一番重要で大事なことです。
ネットの情報だけに頼らず、遠慮なくいくつかの病院に診察に行くことも良いですし、セントマザーであれば毎月東京でカウンセリングも行っています。
気になる病院の先生に全員会えることもないでしょうし、どこかで区切りをつけて、実際に会えた先生が信頼できたら、縁が有ったと思うのも治療を遅らせずに進めるいい考えかもしれません。
また、最近はAmazonでも購入できる簡易的なキットが販売されました。
男性不妊の検査に行くのがどうしてもためらう場合は、まず試してみてはいかがでしょうか。
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